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【令和6年6月】法話箋223号

「日蓮聖人御影」

日蓮聖人 (1222-1282) は、 数あるお経典の中から法華経 (『妙法蓮華経』)を選び出され、 このお経典を生涯に渉り信奉され世の中に流布されました。

そして、 法華経を理論や理屈で読むのではなく、その教えを身体で読み、 身体で実行されたところに日蓮聖人の特色があります。 これを法華経の色読(しきとく)といいます。

例えば、我々は何か幸せなことがあるとそれに感謝をします。しかし法華経の教えはまったく逆で、普段からいつも感謝をしているから良いことが起こると考えるのです。

同様に、 楽しいから笑っているのではありません。 いつも笑顔でいるから楽しくなるのです。 やる気が出たから動くのではありません。動いているからやる気が出るのです。 得意だから続けてこられたのではありません。 続けているから得意になるのです。

このように何事も行動が先です。 これが日蓮聖人が色読された法華経の教え。 行動の法華経です。

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