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先代住職本葬の御礼

合掌

妙秀山樹源寺第二十四世 慈潮院日孝上人(日比宣正)葬儀に際しましては ご多用中のところ ご会葬ご焼香を賜り 誠にありがとうございました。また ご鄭重なるご香資等を賜り ご芳情に衷心より厚く感謝申しあげます。

早速拝趨の上 御礼申し上げるべきところではございますが 略儀ながら御礼のご挨拶とさせていただきます。

御芳情の程 誠にありがたく 心より御礼申し上げます。 再拝

通 夜 令和八年二月二十四日

本葬儀 令和八年二月二十五日

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住職より

父は後進の指導にたいへん厳しく 子どもの頃はただ怖い存在でございました。

近年 父が大きな怪我を負いました。その看病にあたりました頃が 父ともっとも多くの言葉を交わすことのできた時間でございました。

今月 集中治療室のガラス越しに 曾孫へ手を振っておりました姿が 最後の記憶となりました。

誰よりも家族思いであったことを 最後に教えてくれた父でございました。

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副住職より

祖父はかねてより このように話してくれました。

「仏教を勉強して自分の哲学を持っていれば どんな法話だってできる。ただ その哲学を正しい知識で作らなければ話にならない」

この教えを胸に いっそうの精進を重ねてまいります。

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後記

先代住職が遷化いたしましたのは 二月十日の早朝でございました。

奇しくもその時刻は 副住職が大荒行を成満し 百日間の修行を終えて瑞門が開いた まさにその瞬間と重なったといいます。

誰よりも立派な僧侶を育てることに心血を注ぎ 最後まで家族の成長を心待ちにしていた人でございました。

 

 

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